
そこには充足するような答は何もなくて。 頭に来るくらい無関係な夕陽があるだけなのに。 雄大なんてどうでもいいけど、ただ、単純に綺麗だった。 何故だか惜しくて。少し悔しくて。 でも突き放すように暮れて行く。お構い無しに。 ひとりなんだ、とやっと認めた。
ひとりになりたかったんじゃない。 分かっていたのに、きっとどこかで否定したくて。 でも確かめたくて。ひとりなのだという事を。 ここにはないんだ。 分かったから、帰ろう。 疎ましかったり面倒臭かったりするけど。 きっと、欲しいものはその中に混ざってる。 日が沈んだから、帰りの道のりは寒いだろうけど。 きっと、来た時よりは短い。 ──多分な。
【文章】tounoさん(HP:blank)
----------------------------------------------------------------------------- 以前に日記にアップした、なつきの落書き(2006/12/3の日記参照)の 感想として、blankのtounoさんが文章を書いてくださいました。 あまりにも素敵な文章だったので、ぜひ、多くの方に 読んでいただきたくてtounoさんよりお許しを頂いたのですが いかんせん絵が落書き過ぎてアレなので、今回描きなおししました。 これで少しくらいはtounoさんの文章に似合いますでしょうかドキドキ。 (なんか超カッコイイ彼氏捕まえて、私なんかで釣り合うの?!と 悩む女子のような気分に、今なっています(笑)) tounoさんのSSを読んだ事がある方、ファンの方はご存知かと思いますが 感情の動きを細やかに表現するのがとても上手い方です。 短い中で、こんなになつきの心の動きを表現できるなんてー!と、ただ ひたすら感動するばかりです。 tounoさん。本当に、素敵なものを下さいましてありがとうございました! |